ニュース・イベント

2021.11.22

UAV・熱赤外線カメラによる新技術を活用した道路のり面点検

従来の点検では、のり面が急勾配な場合や高所である場合には、高所作業車の利用が必要となり、
点検作業の効率化や安全性の低下、路上目視からの診断のバラツキ等の課題が生じています。
これらの課題を解決するため、UAV・熱赤外線カメラによる新技術を活用した道路のり面点検を行いました。
UAVカメラによるオルソ画像をもとに、吹付モルタル表面の漏水箇所、ひびわれ、剥離等の劣化状況を把握しました。
オルソ画像では、0.2mm以上のひびわれが判別でき、のり面全体のひびわれ状況が詳細に把握できました。
また、熱赤外線カメラを活用し、空洞部の抽出を行いました。
 
今後は、熱赤外線カメラによる温度差によるオルソ画像を取得し、より詳細な空洞箇所の抽出を行い、
点検の効率化や精度向上を図っていきたいと思います。

一覧へ戻る