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2019.05.28

落石対策便覧改訂に関する勉強会

この度、日本サミコン(株) 講師による平成29年12月に改訂した「落石対策便覧」の改訂点について、弊社社内で勉強会をしていただきました。
落石対策工を設計する上で、「落石対策便覧」は必須の参考書です。 その落石対策便覧が17年振りに改訂されました。ゲリラ豪雨といった用語も17年前には無かったものが反映されています。
落石現象は、地すべりや崖崩れと比べて規模が小さいものが多いです。しかし、民家や道路に落石した場合、人を容易に死に至らしめ、施設に重大な損傷を与えることがあります。近年では、豪雨や地震が度々発生しているため、落石リスクも高くなっています。そのため、落石を防止することは斜面防災上重要な事項となります。
 岡山県では、昨年に発生した「平成30年7月豪雨」により甚大な被害を受けました。被災から1年が経過しようとしています。被災地では急ピッチで復興は行われていますが、今でも多くの住民が仮設住宅で生活を送っています。この勉強会を通して、改めて落石を含めて災害リスクを減らすため、土木技術者として防災・減災に貢献していきます。
 

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